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Mac de Cabos -MacでやるP2Pファイル交換-

インターネットの目的を一つに絞るとしたら、それは「情報の共有」にあると思います。あなたが知っている事、考えていることを他人と共有する、他人が知っている事、考えたことをあなたと共有する、それがこの巨大な情報空間の目的です。

Wireless/Mindless Internet Point © NaOH

© NaOH 使用許諾条件

共有のやり方には大きく分けて二つの方法があります。一つはメール型の共有。あなたが伝えたいことを伝えたい人に直接送信する方法です。このやり方は情報の流れをコントロールするには向いていますが、不特定多数の人と情報を共有するにはあまり適していません。情報を送信するには情報を伝えたい相手の送信先を知っていなければなりません。同様に情報を入手する時は、だれが情報を持っているのかあらかじめ知っている必要があります。また、あなたが送った情報が必ずしも相手が必要としているとは限りません。時には情報を送られてもありがた迷惑だということもあります。(日々送られてくるメールのスパムはこの良い例です。)

もう一つの方法は掲示板型の共有方法です。このブログや、2ch、企業のウェブサイトなどは全てこのタイプの共有です。情報を持っている人が特定のサーバに情報を保存し、情報を欲しい人がそこにアクセスして情報を入手します。サーバのアドレスが十分に知れ渡っている場合、あなたは1ヶ所に情報を保存するだけで、多くの人に情報を提供することが可能になります。情報を入手したい側も必要な情報だけを入手することが可能です。

That’s Me on Flickr! © Rob Lee
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ただしこの方法にも問題点があります。その一つは情報が集積されていることです。共有の効率をあげるためにはどうしても情報を集積させる必要があります。情報の集積度があがると利便性があがり、情報を入手しようとしている人のアクセスも増加していきます。アクセスが多いサーバに情報を保存すれば、より効率的に情報を共有できるため、情報の提供者も集積度が高いサーバに情報を提供する様になります。それにより情報の集積度があがるので、アクセスはまた増加し、、、、、結局、一部のサーバに極端に負荷が集中していきます。

この問題を前に頭のいい人は上手いやり方を考えだしました。そもそも情報そのものをサーバに保存しておく必要はないのでは?広辞苑を使いたいと思った時に、国会図書館に行く人はほとんどいません。近くの図書館にいったり、知人のものを借りるのが普通です。インターネット上でも同様、サーバは誰が広辞苑を持っているかだけを知っていて、広辞苑が使いたいという人が来たら、どこの図書館、近所の誰々さんがもっているよと答え、実際の広辞苑の貸借は持ち主との間で直接やり取りしてもらえばよいのでは。そうすれば、サーバが保持している情報量はずっと少なくなるし、一極集中だった情報送信量はネット全体に振り分けられるのではないだろうか?

この考え方を現実に適用したのが第一世代のP2Pファイル共有システムで、Napsterというソフトが代表です。Napsterではユーザが共有したい情報のリストをNapster社のサーバに登録し、サーバがファイル名および所有者のリストを取りまとめて管理します。情報を入手しようという人は、サーバに存在するリストから欲しい情報と所有者を検索し、所有者から直接ダウンロードします。(これをPeer to Peer(P2P)と呼びます。クライアント・サーバの対義語です)

Although you’re far... © ~Aphrodite

© ~Aphrodite 使用許諾条件

ところが、このシステムにも弱点がありました。それは誰がどんな情報を持っているという情報(メタ情報)がサーバに集中していることです。サーバは環境的な異常(停電した)、経済的な問題(サーバの維持費用が払えない)、政治的な圧力(情報の共有など認めない!)といった事情により、時折不安定な状態に陥ります。サーバが停止しただけでこの第一世代のP2Pの場合、共有システムその物が停止してしまいます。実際にNapsterも著作権絡みの裁判で敗訴し、サービスを停止、このシステムも廃れてしまいました。

しかし、インターネットの本質は「情報の共有」にあると信じている人たちは、P2Pという情報共有方法は従来の掲示板型情報共有システムの欠点を克服し、インターネットをより効率良くその目的に沿った運用をするための優れた方法であると考え、より冗長性の高い共有システムを産み出しました。それが第二世代のP2Pです。

第二世代のP2Pファイル共有システムにはNapsterで用いられていた様なサーバは存在しません。情報共有システムにつながっているそれぞれのピアそのものが小さなNapsterサーバの役割を果たします。これにより、システムの一部が停止しても全体にはほとんど影響を与えない強固な情報共有システムが実現されました。



ここでは第二世代P2Pファイル共有ソフトの中でも最も使用が簡単なCabosのMacでの使用について紹介します。

Pt.1 Cabos(カボス)って何?

Pt.2 ダウンロード & インストール

Pt.3 使い方


Pt.4 その他、設定項目等について

Pt.5 FAQ

↓こちらもご参照下さい。
Macで利用できる各種P2Pファイル共有ソフト

Pt.6 外部リンク集

テーマ : Mac - ジャンル : コンピュータ

タグ : Cabos カボス P2P ファイル交換



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