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Holes


アマゾンの洋書ランキングにHolesが入ってることに気がつきました。この本を読んだのは大分前ですが、未だに忘れられないほどの強烈な印象を当時受けました。

小説では3つの一見して全く関係ない物語が並行して綴られているのですが、それが精緻に設計されたパズルの様に最後にピタリとはまり合い一つに組み上がります。しかもそれはただ表面的につじつまがあうとかいうレベルではなく、小説自体が語ろうとしている本質のレベルで一つに完成されているのです。この巧みさには、読んでて震えが来るほどに感動しました。

児童書としての内容も優秀です。友情や人間の醜さ・美しさ、弱いものと強いものといった概念が控えめな描写にも関わらず、非常にしっかりと描かれています。

これまで読んだ本の中では間違いなくベスト10に入る小説です。これだけ完璧な物語を個人が造ることができたということを、未だに信じることができません。

児童書の中では冒険者たち、ウォーターシップダウンの兎たちをも凌駕する面があると思います。(もちろんこのふたつの小説も安房直子の作品群とならんで私にとっての神作であることはかわりありません)

映画化もされたようですが、興行は今一だったみたいです。(エイリアンの女の人が悪役やってたと記憶しています)和訳もでているので、興味が有る方、是非。(図書館にも間違いなくあるはずです)

でも、何で突然売れ出してるんだろ?

テーマ : 洋書の児童書 - ジャンル : 本・雑誌



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